アラブ大変動を読む
- 作者: 酒井啓子
- 出版社/メーカー: 東京外国語大学出版会
- 発売日: 2011/08/08
- メディア: 単行本
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[目次より]
序章「恐怖の共和国」から「アラブの春」へ(酒井啓子)
【第一部】 アラブ世界で何が起きたのか
第1章 アラブ世界の新たな反体制運動の力学(ダルウィッシュ・ホサム)
第2章 社会・文化運動としてのエジプト“一月二五日革命”(山本薫)
第3章 エジプト政変をどう考えるか(松永泰行)
第4章 イスラームと民主主義を考える(飯塚正人)
第5章 アラブ革命の歴史的背景とレバノン・シリア(黒木英充)
第6章 シリアへの政変波及がこれほどまでに遅れたのはなぜか(青山弘之)
第7章 エジプトの「成功」とリビアの「ジレンマ」(酒井啓子)
【第二部】 新しい民衆運動をどう考えるか
討論 アラブ、そして世界への波及をめぐって
エッセイ エジプト革命に寄せて(エルカウィーシュ・ハナーン)
【第三部】 “革命”がもつ意味と世界への影響
第8章 ヨルダン・ハーシム王国におけるアラブ大変動の影響(錦田愛子)
第9章 「革命」をハイジャックしたのは誰か(青山弘之)
第10章 バハレーン
──否応なく周辺地域大国を巻き込む民主化運動の「不幸」(酒井啓子)
第11章 イラク
──「民主化」された国でのデモは、何を求めているのか(酒井啓子)
口絵 エジプトの民衆デモ──タハリール広場にて
年表 アラブの春・クロニクル