月かげ

 

読むことの、
順を追ってしか進めないことの
不自由と
それでしか得られない
彼我の一体感、というのでしょうか

こういうものに時々でも出会うと
あァ、いいものをみつけたなという気分になります。

(p.194 書きもの一般についてー訳者あとがき)